4月最後の土曜日、「倉敷帆布バイストン」さんの工場見学の企画へ参加させていただきました。
工場は、美観地区から少し離れた郊外にあります。
バイストンさんでは、国産の帆布の約7割を生産してるそうです。
入口を入ると早速、畳まれた帆布がたくさん積まれ、織機の機械音が聞こえてきました。
帆布を作る工程、
合糸→撚糸→整経→経通し→製織→仕上げの順。
とにかく布のタテ糸をつくるのがとても大変で、
1200〜2000本のタテ糸が使われるのだそうです。
機械で織っていても要所要所に、ちゃんと職人さんの手作業が入ること、
今では、その職人さんも機械をメンテナンスできる方もすごく少ないそうです。
跳び箱の上の布も帆布なのだとか。
工場見学のあと、バイストンさんと縁の深い、工場近くの清田八幡神社へ。
神職の方に、神社を案内していただきました。
その後は、みなさんと一緒に、神社近くの桜の木に囲まれた場所でピクニック風のお昼。
「BAKERY LAB KONPAN」さんというこれも工場近くのパン屋さんで、特製サンドイッチなのだそうです。
とても美味しかったです。
何と、ブルーシートまでバイストンさんがご用意してくださいました。
桜の葉が青々と茂り、そよ風が気持ちの良い場所でした。
その後、美観地区を少し散策。
倉敷珈琲館さんでお茶。
店内も素敵だけど、お店の看板も可愛い。
もちろん、珈琲も美味。
この春、オープンした、林 源十郎商店(倉敷意匠)さんにも寄りました。
ショップ、ギャラリー、カフェと3階にはテラスもあってとても素敵な雰囲気。
日帰りでしたが、今回の倉敷訪問はとても有意義で楽しい時間でした。