またひとつ、Macのケースをお作りしました。
今回はそろばん刺しにしてみました。
こぎん刺しは奇数で出来ていると、「こぎん刺しについてのお話」で触れましたが、
そろばん刺しはこぎんの中でも、2目・4目・6 目、、と偶数目を刺します。
そろばん刺しをさしていたら、自分の中でリズムのようなものができあがり、刺していて楽しかったです。
前回製作したケースは、ぴったりフィットする感じでしたが、今回のこちらのケースは、サイズに少し余裕をもたせてお作り致しました。
ですので、MacBook Airがすっぽり収まる感じです。
そして、前回のケース同様にふたをしたままで、充電ができます。
裏面は、「猫のまなぐ(猫の目)」の模様をワンポイントに刺しています。
まなぐ(目)は、今も青森で、ご年配の方を中心に使われている方言なんですよ。。
こうして眺めてみると、そろばん刺しの美しさに見惚れてしまいます。。(笑)
今回の素材は、麻のコングレスに紺色の綿刺繍糸で刺しています。中側の布は前回と同じくキルティングです。
オーソドックスな感じの色使いではありますが、却ってそろばん刺しの模様を際立たせてくれたように思います。
ボタンは、前回ケースとはまた別の木のボタンにしました。
麻の布は、ごわついて硬いと思われるかもしれませんが、こちらのケースに使用した、麻のコングレスは、とても滑らかで柔らかいです。
とても軽いので、扱いやすく、使いやすいと思います。そして何より丈夫です。
追記 (2011-11-30) 販売を再開しました。こちらをどうぞ。